yuta | おすすめ映画ランキング!名作シネマレビュー

ヒート

【ヒート】

<評価>91点

<キャスト>
監督 マイケル・マン
<出演者>
アルパチーノ
ロバート・デニーロ

<あらすじ>
犯罪のプロフェッショナル、ニール・マッコーリー(ロバートデニーロ)は、クリス、チェリト等と周到に練られた作戦で現金輸送車から無記名の有価証券を奪取する。捜査にあたるロス市警のヴィンセント・ハナ(アルパチーノ)はわずかな手がかりからチームのメンバーであるマイケルを割り出すことに成功する。
そして、市警は彼らの執拗な追跡を開始する。マッコーリーは本屋の店員イーディと出逢い、次の銀行強盗を最後に堅気の暮らしに入ろうと決意していた。やがて決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたハナ達と、マッコーリー一味は、壮絶な銃撃戦を繰り広げるのだった。

<感想>
「ヒート」はアクション映画ですが、いわゆるアクション映画とはわけが違います。まずアルパチーノとロバートデニーロの共演というだけでただことではにことがわかります。さらに監督はマイケルマンで最高傑作といわれる作品です。映画好きにはたまらないと思います。もう二人の演技が渋いのなんのって、こんな演技ができるのは他にはいませんね。

内容としてもアクションでのパターンである良いやつが悪もの倒すという構図ではなく、警官であるヴィンセントにも物語があり、犯罪のプロフェッショナルであるニールにも物語がある。それぞれの立場や環境があり譲れないものがある。そんな二人が生死のやり取りしていくところが魅力ですね。

またアクションシーンもド派手というわけではなく、リアルを重視したものになっています。そして10分近くある迫力の銃撃戦があるのですが、それもただドンパチするわけではなく、アサルトライフルで一発一発を狙いすまして打ち合う緊張感のあるもので、思わず息を飲んでしまいます。最近こういった渋い見ごたえのある映画はなかなかないので、ぜひ見てもらいたい作品です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画ではやっぱりロバートデニーロの演技が渋くて良いですね。なんかあの演技は唯一無二って感じでよね。そういえばロバートデニーロって昔イケメンだったって知ってましたか?「タクシードライバー」っていう名作映画があるんですが、そのときのロバートデニーロはまだ若くて痩せているのですが、普通にカッコ良かったです!この映画もそのうち紹介したい作品なので、そのうち紹介するかもです。

ドット・ジ・アイ

【ドット・ジ・アイ

<評価>83点

<キャスト>
監督 マシュー・パークヒル
<出演者>
ガエル・ガルシア・ベルナル
ナタリア・ベルベケ
ジェームズ・ダーシー

<あらすじ>
金持ちの恋人バーナビー(ジェームズ・ダーシー)との結婚を決めたカルメン(ナタリア・ヴェルベケ)。
だが、彼女は女友達が企画した独身最後のパーテで出会った青年キット(ガエル・ガルシア・ベルナル)に惹かれる。
初めは三角関係のもつれを描いた恋愛ドラマに見えるが、事態は後半に向かって加速していくストーリー。
そして思いがけもしない展開が待ち受ける異色のサスペンス。

<感想>
「ドットジアイ」は少し異色のサスペンス映画です。なぜ異色かと言うと、初めはなんてことのない恋愛映画に見えるからです。特にどうってことのない三角関係で、話が進んでいく。

しかし、そこで諦めてはダメです。後半になるにしたがって話は急展開でスピードを増していく。前半退屈だった展開が、あっ!そういう意味があったんだとか、話す言葉にもこんな意味がとかわかってきます。さらにラストに向けての二転三転の展開が捲し立てるように進んでいく。というか、この映画はこのラストを見せるためだけに作った映画なのではないかと思います。

とにかくスピード感が良いですね。ラストはサスペンスらしい展開を迎えるし、普通のサスペンスに飽きた方にはオススメの映画です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
ガエル・ガルシア・ベルナルですが、好きな人多いですよね。わりと映画好きな人で好きな人が多いかな。前にも出てきた飯田橋のギンレイホールでガエルガルシアベルナルの特集上映でも観ました。あとこの映画の監督ですが、若手の監督らしく、粗削りだが才能があるなーとか思いました。

アルマゲドン

【アルマゲドン】

<評価>87点

<キャスト>
監督 マイケル・ベイ
脚本 ジョナサン・ヘンズリー
<出演者>
ブルース・ウィリス
ベン・アフレック
リヴ・タイラー

<あらすじ>
1998年。流星雨の直撃によって衛星修理中のスペースシャトルが爆発し、宇宙飛行士も全員死亡する。
さらに流星雨はそのまま地球の大気圏を突破してニューヨークに降り注ぎ、壊滅的打撃を与えた。
調査の結果、彗星が小惑星帯に突っ込み、その際に生じた流星雨だった。
しかも今回はニューヨークに壊滅的な打撃を与えたものよりはるかに大きいもので、人類を滅亡させるほどのものだった。
人類滅亡まで日数がない中で、NASAによって隕石の衝突を回避するために、
核弾頭を隕石の中に設置して破壊するという計画を打ち出す。
初めはNASAのエリートたちが計画を実施するためのトレーニングをしていたが、
なかなか思うようには進まず、とうに引退した石油採掘のスペシャリスト達が仲間に加わり任務を遂行するが……。

<感想>
「アルマゲドン」はSF映画でもありますが、いわゆるパニック映画とも言いますね。パニック映画は今まで数多く見てきましたが、その中で一番面白かったですね。

普通のパニック映画ならまあハラハラするだけなのですが、アルマゲドンにはヒューマン映画の要素もあるところが良いですね。危機的状況に陥ったときの人々の反応だったり、世界が滅亡する中で恋人と家族と親友とどう過ごすのか。また死を覚悟しながら任務を遂行するNASAの隊員とスペシャリスト達の心境。

いろんな人間ドラマがあり、そして世界を救うためのハラハラした危機的状況。その全てが展開していく中で感動が押し寄せてきます。胸が熱くなり、感動できるおすすめの作品です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画の中で流れる曲がエアロスミスの曲なんですが、この作品と凄い合ってますよね。エアロスミスの曲があるおかげで、感動的なシーンがより感動できます。映画の中の曲はかなり重要な要素ですよね。曲によって感情移入ができたりもするし、この辺も映画を作る上で大事な要素なんですね。以前に紹介した「バタフライエフェクト」のオアシスの曲なんかも良かったですね。

タイタニック

【タイタニック】

<評価>73点

<キャスト>
監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン
<出演者>
レオナルド・ディカプリオ
ケイト・ウィンスレット

<あらすじ>
1912年イギリスのサウザンプトン港から豪華客船タイタニックが処女航海に出発した。
新天地アメリカに夢を抱く貧乏青年であるジャック(ディカプリオ)は、婚約者である男と一緒に乗船していた
上流階級の娘ローズ(ケイトウィンスレット)と運命的な出会いを果たした。
しかし、ローズは上流階級ではあるが破産寸前。そのために相手の男の財産目当ての結婚をすることになっていた。
そんな状況の中二人は互いに惹かれ合う。そこにはいろんな障害が立ち塞がるが、
運命の出会いを果たした二人はそれを超えて強い絆で結ばれていく。
しかし、航海半ばの4月14日、タイタニック号は氷山と接触。船は刻一刻とその巨体を冷たい海の中へと沈め始めていく。

<感想>
「タイタニック」はいまさら紹介するまでもないかもしれませんが、これぞ泣ける恋愛映画といったところでしょうか。知らない人がいないぐらい有名な映画ですが、それだけ魅力のある映画で、まだ見たことのない人のために感想を書きたいと思います。

内容としては貧乏青年が上流階級のお嬢さんと恋に落ちるというよくある設定なのですが、ディカプリオのカッコ良さと、ケイトウィンスレットの美しさ可愛さだったりが際立ってます。とにかく役者がハマり役でしたね。

障害のある恋を乗り越えていき、船という限定された空間で愛を深め、そして最後にはタイタニックは沈んでしまう。最後に沈んでいく船で二人が会話をするシーン、また海に投げ出されるシーンは泣けますね。まあ個人的には悲恋より恋は実るほうが好きですが、やはり泣けます。またこれまた有名ですが、甲板の上でケイトウィンスレットの後ろからディカプリオが一緒に両手を広げるシーンは良いですね。名シーン、泣けるシーンが数多くある映画で王道ではありますがオススメの映画です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画はアカデミー賞11部門を受賞しましたが、なぜか一つ足りない賞があります。それはなんでしょうか?……正解は主演男優賞です。これは個人的にはやってしまったかなと思います。演技はね…。でも、最近のディカプリオはいい味が出てよくなりましたね。

遠い空の向こうに

【遠い空の向こうに】

<評価>91点

<キャスト>
監督 ジョー・ジョンストン
脚本 ルイス・コリック
<出演者>
ジェイク・ギレンホール
クリス・クーパー

<あらすじ>
1957年10月。ソ連が人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。
ウエスト・ヴァージニア州の炭坑の町で、その美しい軌跡の様子をじっとを見ていた青年ホーマーは、
自らの手でロケットを打ち上げたいという感情が湧き上がる。
そして、悪友であるロイリーとオデル、さらに級友で数学の天才であるクエンティンでをロケット作るチームを結成。
しかし、なかなか思うようにはいかず、次第に父であるジョンと対立してしまう。
それでも決して諦めない姿勢は町の人たちに伝わり始め、彼らに協力する。
そしていよいよロケット作りが現実味を帯びてきたが、そんなときに山火事が起こってしまうが……。

<感想>
「遠い空の向こうに」はこれぞヒューマン系といった映画です。ヒューマン映画に求めるものは、いろいろとあると思いますが、私が求めるのは感動、喜び、挫折、教訓、希望、見終わった後の余韻などありますが、それが満たされている映画だと思います。

内容としてはロケット作りを決して諦めない青年たちの物語ですが、困難を乗り越えていく青年たちの姿が本当に良いですね。映画全体として夢や希望を感じることができて、それが心に響きました。こういう青春映画って好きですね。また父と子の家族ムービー的要素もあるので、誰にでもおすすめできる映画だと思います。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
今回はあんまりつぶやくことがないという(笑)なんだろう。ロケットと言えば、他の映画で農場でロケットを作る「庭から昇ったロケット雲というのを見たが、それよりはこっちのが映画のほうが断然良かったですね。まあ悪くはなかったけど。興味があれば両方見てみてください。

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