ネタバレ | おすすめ映画ランキング!名作シネマレビュー

ドット・ジ・アイ

【ドット・ジ・アイ

<評価>83点

<キャスト>
監督 マシュー・パークヒル
<出演者>
ガエル・ガルシア・ベルナル
ナタリア・ベルベケ
ジェームズ・ダーシー

<あらすじ>
金持ちの恋人バーナビー(ジェームズ・ダーシー)との結婚を決めたカルメン(ナタリア・ヴェルベケ)。
だが、彼女は女友達が企画した独身最後のパーテで出会った青年キット(ガエル・ガルシア・ベルナル)に惹かれる。
初めは三角関係のもつれを描いた恋愛ドラマに見えるが、事態は後半に向かって加速していくストーリー。
そして思いがけもしない展開が待ち受ける異色のサスペンス。

<感想>
「ドットジアイ」は少し異色のサスペンス映画です。なぜ異色かと言うと、初めはなんてことのない恋愛映画に見えるからです。特にどうってことのない三角関係で、話が進んでいく。

しかし、そこで諦めてはダメです。後半になるにしたがって話は急展開でスピードを増していく。前半退屈だった展開が、あっ!そういう意味があったんだとか、話す言葉にもこんな意味がとかわかってきます。さらにラストに向けての二転三転の展開が捲し立てるように進んでいく。というか、この映画はこのラストを見せるためだけに作った映画なのではないかと思います。

とにかくスピード感が良いですね。ラストはサスペンスらしい展開を迎えるし、普通のサスペンスに飽きた方にはオススメの映画です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
ガエル・ガルシア・ベルナルですが、好きな人多いですよね。わりと映画好きな人で好きな人が多いかな。前にも出てきた飯田橋のギンレイホールでガエルガルシアベルナルの特集上映でも観ました。あとこの映画の監督ですが、若手の監督らしく、粗削りだが才能があるなーとか思いました。

ビッグフィッシュ

【ビッグフィッシュ】

<評価>97点

<キャスト>
監督 ティム・バートン
原作 ダニエル・ウォレス
<出演者>
ユアン・マクレガー
アルバート・フィニー
ビリー・クラダップ

<あらすじ>
ジャーナリストであるウィル・ブルームの父であるエドワード・ブルームは、
空想と自らの人生を巧みに語って、聞く人を楽しませることが得意だった。
子供の頃はウィルもその話を聞くのが好きだったのだが、
次第にその空想の話を聞くことを止めてしまった。
そして時間が流れウィルは結婚式することになり、
その席で息子ウィルの生まれた日に巨大な魚を釣った話で招待客を楽しませたとき、
ついに空想の話ばかりをする、父への不満が爆発した。
それ以来二人の関係はこじれて、仲直りもすることがなかった。
そんなある日、母から父が病で倒れたと知らせが入り、
ウィルは妻と共に実家へと戻ることになった。駆けつけて父に会うと、
病床で相変わらず空想の話を語り出す父と、
本当の父を知りたいと葛藤する息子は理解できないままだった。
しかし、父の空想の話にはある重要な真実が……。

<感想>
「ビッグフィッシュ」はこれぞファンタジーという映画です。温かさと感動があり、心が癒される作品です。テーマは父と子の和解にあり、それを空想とファンタジー上手く描かれていると思います。この辺はやっぱり監督であるティムバートンらしさなのかなと感じるところでした。

前半の内容はあらすじにも書いてあるが、この映画の魅力は父の空想の話で大きな魚を釣り上げたりするフ不思議なファンタジーの世界とそれを辿る現実の話との繋がりにあると思います。それにより深まっていく父と子の絆。それはヒューマンドラマとしても十分魅力のある話になっているので、総合的に見ても本当におすすめの作品です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
ティムバートン監督の作品は他にもだいた見てきたが、「シザーハンズ」かこの映画のどちらかが最高傑作かなと思っています。こ甲乙つけがたしですね。テーマ性とかメッセージ性に関しては「ビッグフィッシュ」が上かな。あとユアンマクレガーも良かったかな。

バタフライ・エフェクト

【バタフライ・エフェクト】

<評価>97点

<キャスト>
監督 エリック・ブレス
脚本 エリック・ブレス
<出演者>
アシュトン・カッチャー
エイミー・スマート

<あらすじ>
小さい頃からたまに記憶を喪失する少年だったエヴァン(アシュトン・カッチャー)は
幼馴染の少女とある約束をした。「かならず、君を迎えに行く」と。
それから二人は離れ離れになり、エヴァンはそのとこを忘れていた。ある日、
記憶を喪失する症状の治療のために小さい頃から書いていた日記を読むと、
過去に戻れる能力がある事を知る。そして約束を交わしたケイミーは自分のせいで、
悲惨な運命を辿っていた。そのことを知ったエヴァンは人生を狂わせてしまった事を悔やみ、
過去に戻り運命を変える事を決意する。しかし、過去に戻って運命を変えると、
必ず親しい人が不幸になになった。エヴァンは自分とその周りの人全員が幸せになる人生を求めて、
何度も過去に戻るが、運命に弄ばれるかのようにどんどん悲惨な選択肢を辿っていくが……。

<感想>
「バタフライエフェクト」はいちおうSFというジャンルにはなるが、恋愛、ヒューマン系の要素もかなり含んでいる映画だと思います。この映画の魅力は終始、緊張感のある話の流れだと思います。ハッキリ言って、映画に釘付けで、時間も忘れていました。ここまで緊張感を保ち、映画に集中させてくれるのはなかなかないです。最近だと邦画の「告白」なんかと少し似た緊張感かも。

内容手としても過去に戻って人生を変えるという話は他の映画にも結構使われているが、この映画ほど構成が上手くまとめられていているのは他にはあまりないと思います。しかも、ただ過去を変えるということだけを描いているわけではなく、それによって起こる障害が人生においてもいろいろと考えさせられるものがある。

また全ての行動が愛する人を救いたいという純真な思いで、エヴァンが取る最後の行動は愛ゆえのもののはず。そういった意味でも恋愛映画としても良い作品だと思います。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画は実は飯田橋にあるギンレイホール場所で当時観たのですが、大変満足した記憶が強い作品です。ギンレイホールは一万円で年間パスが買えて、一年間は観放題なのでよく利用してました。って本当に関係ない話ですね。この映画に出てくるアシュトンカッチャーですが、他にも「ベガスの恋に勝つルール」にも出演していて、それも良かったな~。

ユージュアル・サスペクツ

【ユージュアル・サスペクツ】

<評価>93点

<キャスト>
監督 ブライアン・シンガー
脚本 クリストファー・マッカリー
<出演者>
ガブリエル・バーン
ケビン・スペイシー

<あらすじ>
ある日、カリフォルニアの埠頭で船が大爆発。
コカインの取引現場だったらしく、9100万ドルが消えた。
そこで生き残ったのが二人で、その中でも無傷だったロジャー・ヴァーバル(ケビンスペイシー)を尋問する。
捜査官であるクラインは、尋問していたヴァーバルから奇妙な話を聞かされる。
6週間前に銃器強奪事件の容疑者として集められた5人が釈放後、協力して宝石強奪を決行。
ブツをさばくためにLAの質屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されるが、
宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、トラブルから相手を射殺してしまう。
そして恐慌状態の彼らの前に伝説のギャングであるカイザーソゼの右腕と名乗る弁護士コバヤシが現れた。
そして拘置所で彼らが会うように仕組んだのは実はソゼであった……。

<感想>
「ユージュアル・サスペクツ」はこれぞサスペンスという映画です。やはりサスペンスには意外性、驚き、謎が最後までわからない展開というのが醍醐味で、そのすべてが満たされている。

普段ならここで内容に関する感想を書きますが、この作品で内容に触れるのはダメな気がします。この意味はこの映画を観ないとわからないのですが、とにかく騙されたと思って一度観てください。サスペンスが好きならたまらない映画のはずです。そして絶対に最後まで観てください。絶対に最後までですよ。そうしないとこの映画の魅力が味わえません。サスペンス好きなら謎解きしながら観る人も多いかと思いますが、そう簡単には謎は解けませんよ(笑)

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
ケビンスペイシーの演技はやっぱり良いなー。「セブン」の演技も良かったし、助演男優賞も取っているが、まさにそんな感じです。

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