バタフライ・エフェクト
【バタフライ・エフェクト】
<評価>97点
<キャスト>
監督 エリック・ブレス
脚本 エリック・ブレス
<出演者>
アシュトン・カッチャー
エイミー・スマート
<あらすじ>
小さい頃からたまに記憶を喪失する少年だったエヴァン(アシュトン・カッチャー)は
幼馴染の少女とある約束をした。「かならず、君を迎えに行く」と。
それから二人は離れ離れになり、エヴァンはそのとこを忘れていた。ある日、
記憶を喪失する症状の治療のために小さい頃から書いていた日記を読むと、
過去に戻れる能力がある事を知る。そして約束を交わしたケイミーは自分のせいで、
悲惨な運命を辿っていた。そのことを知ったエヴァンは人生を狂わせてしまった事を悔やみ、
過去に戻り運命を変える事を決意する。しかし、過去に戻って運命を変えると、
必ず親しい人が不幸になになった。エヴァンは自分とその周りの人全員が幸せになる人生を求めて、
何度も過去に戻るが、運命に弄ばれるかのようにどんどん悲惨な選択肢を辿っていくが……。
<感想>
「バタフライエフェクト」はいちおうSFというジャンルにはなるが、恋愛、ヒューマン系の要素もかなり含んでいる映画だと思います。この映画の魅力は終始、緊張感のある話の流れだと思います。ハッキリ言って、映画に釘付けで、時間も忘れていました。ここまで緊張感を保ち、映画に集中させてくれるのはなかなかないです。最近だと邦画の「告白」なんかと少し似た緊張感かも。
内容手としても過去に戻って人生を変えるという話は他の映画にも結構使われているが、この映画ほど構成が上手くまとめられていているのは他にはあまりないと思います。しかも、ただ過去を変えるということだけを描いているわけではなく、それによって起こる障害が人生においてもいろいろと考えさせられるものがある。
また全ての行動が愛する人を救いたいという純真な思いで、エヴァンが取る最後の行動は愛ゆえのもののはず。そういった意味でも恋愛映画としても良い作品だと思います。
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画は実は飯田橋にあるギンレイホール場所で当時観たのですが、大変満足した記憶が強い作品です。ギンレイホールは一万円で年間パスが買えて、一年間は観放題なのでよく利用してました。って本当に関係ない話ですね。この映画に出てくるアシュトンカッチャーですが、他にも「ベガスの恋に勝つルール」にも出演していて、それも良かったな~。