2011年4月 のアーカイブ | おすすめ映画ランキング!名作シネマレビュー

プラダを着た悪魔

【プラダを着た悪魔】

<評価>86点

<キャスト>
監督 デヴィッド・フランケル
脚本 アライン・ブロッシュ・マッケンナ 
<出演者>
メリル・ストリープ
アン・ハサウェイ

<あらすじ>
大学を卒業してから、ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)。
オシャレに関心のない彼女は、無謀にも一流ファッション誌ランウェイの面接を受ける。
アンディは意外性を買われ、カリスマ編集長のミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のアシスタントとして働くことになった。
しかし、それが地獄の始まりだった。翌朝から24時間公私の区別なく携帯が鳴り続ける悪夢の日々が始まった。
ミランダには高度な要求をされ続け、もちろんこなせるわけもなく、
ミランダを呆れさせてしまう。しかし、自分の意識の甘さに気づいたアンディは劇的に変化を遂げるが……。

<感想>
「プラダを着た悪魔」はいわゆる、ガールズムービーとでも言うのかな。派手なブランド業界にファッションのファの字も知らないようなアンディが入社し、次第に華やかになっていく。名前の通り綺麗なブランドの服が数多く出てきて、女子としてはこういうのを見るだけでも楽しいのではないかと思います。またアンハサウェイの美人さといったらないですね。まさに完璧ですよね(笑)ブランド服が似合う似合う。

またこの映画はダサいアンディが成長していく映画でそれが面白いのですが、それだけではなく社会の厳しさというか仕事の厳しさというのかな。楽しいだけではなく、苦しみもあり、また女性の仕事と恋愛の両立の難しさも描かれていて、共感する人も多いのではないかと思います。

全体的によくできた作品で、感動、笑い、苦しみ、そして最後にはスカッとできる恋愛映画だと思います。ぜひオススメの作品です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
kの映画はアンハサウェイとメリルストリープの存在感が際立ってますね。アンハサウェイの顔とスタイルは人間とは思えないぐらい完璧ですよね。そしてメリルストリープのあの傍若無人のキ演技もさすがとしか言えないですね。この辺はやはり大女優といわれるだけありますね。

タイタンズを忘れない

【タイタンズを忘れない】

<評価>95点

<キャスト>
監督 ボァーズ・イェーキン
脚本 グレゴリー・アレン・ハワード 
<出演者>
デンゼル・ワシントン
ウィル・パットン
キップ・パルデュー

<あらすじ>
1970年代の初めの頃、まだ人種差別が大きな問題となっていたアメリカで
実際にあったエピソードを基にしたスポーツヒューマン映画。
1971年、バージニア州のある町で白人の高校と黒人の高校が統合されることになった。
人種差別が根強かった1971年に、ヴァージニア州アレクサンドリアの州立の
ウィリアムズ高校に黒人であるハーマン・ブーン(デンゼル・ワシントン)がアシスタントヘッドコーチとして雇われた。
そして普通ならありえなかった白人と黒人の混合チームが生まれる。
初めはヘッドコーチとして雇われたブーンだが、人は平等でなければならないという宣言があったことから、コーチとして昇格する。
しかし、人種差別が根強い地元住民が黒人がコーチになれば反発することがわかっていたため、
迷った末に黒人選手の誇りを保つためにもコーチを引き受ける。
しかし、選手もお互いの人種の違いに困惑し、激しく対立してしまう。
まとまらないチームでは試合に勝つことはできず、ブーンの必死の話し合いや努力によって
次第にチームはまとまり試合に勝つが、そこにはさらなる試練が待ち受けていた……。

<感想>
「タイタンズを忘れない」は事実をもとにしたノンフィクション映画です。その中でもスポーツを通してのヒューマン物語ですが、ここまで胸が熱くなるというか、感動できる映画はそう他にないと思います。

白人と黒人のチームが人種を超えて次第に絆を深めて強くなるのですが、日本人にとっては人種差別というアメリカの根強く深い問題はピンとこないかもしれません。日本は人種での差別はないですからね。ただこれを見ればアメリカではこういう歴史があるんだってことが知れると思います。

こういうところはノンフィクション映画のいいところですね。そういった背景を抜きにしても、お互いが絆を強め試合に勝ち続けていくシーンはもう胸が熱くなり感動です。なんか友情って良いなって凄く思います。スポーツ映画の最高峰ですので、ぜひ一度みてください。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
今回はスポーツ映画を紹介しましたが、実は結構好きなジャンルです。実際にスポーツをしていたせいか、見てて熱くなりますよね。弱小チームが勝ち上がるという展開はだいたい同じですが、良いものは良いです。この映画の他にもいろいろとオススメがあるので、また紹介していきたいと思います。

ヒート

【ヒート】

<評価>91点

<キャスト>
監督 マイケル・マン
<出演者>
アルパチーノ
ロバート・デニーロ

<あらすじ>
犯罪のプロフェッショナル、ニール・マッコーリー(ロバートデニーロ)は、クリス、チェリト等と周到に練られた作戦で現金輸送車から無記名の有価証券を奪取する。捜査にあたるロス市警のヴィンセント・ハナ(アルパチーノ)はわずかな手がかりからチームのメンバーであるマイケルを割り出すことに成功する。
そして、市警は彼らの執拗な追跡を開始する。マッコーリーは本屋の店員イーディと出逢い、次の銀行強盗を最後に堅気の暮らしに入ろうと決意していた。やがて決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたハナ達と、マッコーリー一味は、壮絶な銃撃戦を繰り広げるのだった。

<感想>
「ヒート」はアクション映画ですが、いわゆるアクション映画とはわけが違います。まずアルパチーノとロバートデニーロの共演というだけでただことではにことがわかります。さらに監督はマイケルマンで最高傑作といわれる作品です。映画好きにはたまらないと思います。もう二人の演技が渋いのなんのって、こんな演技ができるのは他にはいませんね。

内容としてもアクションでのパターンである良いやつが悪もの倒すという構図ではなく、警官であるヴィンセントにも物語があり、犯罪のプロフェッショナルであるニールにも物語がある。それぞれの立場や環境があり譲れないものがある。そんな二人が生死のやり取りしていくところが魅力ですね。

またアクションシーンもド派手というわけではなく、リアルを重視したものになっています。そして10分近くある迫力の銃撃戦があるのですが、それもただドンパチするわけではなく、アサルトライフルで一発一発を狙いすまして打ち合う緊張感のあるもので、思わず息を飲んでしまいます。最近こういった渋い見ごたえのある映画はなかなかないので、ぜひ見てもらいたい作品です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画ではやっぱりロバートデニーロの演技が渋くて良いですね。なんかあの演技は唯一無二って感じでよね。そういえばロバートデニーロって昔イケメンだったって知ってましたか?「タクシードライバー」っていう名作映画があるんですが、そのときのロバートデニーロはまだ若くて痩せているのですが、普通にカッコ良かったです!この映画もそのうち紹介したい作品なので、そのうち紹介するかもです。

ドット・ジ・アイ

【ドット・ジ・アイ

<評価>83点

<キャスト>
監督 マシュー・パークヒル
<出演者>
ガエル・ガルシア・ベルナル
ナタリア・ベルベケ
ジェームズ・ダーシー

<あらすじ>
金持ちの恋人バーナビー(ジェームズ・ダーシー)との結婚を決めたカルメン(ナタリア・ヴェルベケ)。
だが、彼女は女友達が企画した独身最後のパーテで出会った青年キット(ガエル・ガルシア・ベルナル)に惹かれる。
初めは三角関係のもつれを描いた恋愛ドラマに見えるが、事態は後半に向かって加速していくストーリー。
そして思いがけもしない展開が待ち受ける異色のサスペンス。

<感想>
「ドットジアイ」は少し異色のサスペンス映画です。なぜ異色かと言うと、初めはなんてことのない恋愛映画に見えるからです。特にどうってことのない三角関係で、話が進んでいく。

しかし、そこで諦めてはダメです。後半になるにしたがって話は急展開でスピードを増していく。前半退屈だった展開が、あっ!そういう意味があったんだとか、話す言葉にもこんな意味がとかわかってきます。さらにラストに向けての二転三転の展開が捲し立てるように進んでいく。というか、この映画はこのラストを見せるためだけに作った映画なのではないかと思います。

とにかくスピード感が良いですね。ラストはサスペンスらしい展開を迎えるし、普通のサスペンスに飽きた方にはオススメの映画です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
ガエル・ガルシア・ベルナルですが、好きな人多いですよね。わりと映画好きな人で好きな人が多いかな。前にも出てきた飯田橋のギンレイホールでガエルガルシアベルナルの特集上映でも観ました。あとこの映画の監督ですが、若手の監督らしく、粗削りだが才能があるなーとか思いました。

アルマゲドン

【アルマゲドン】

<評価>87点

<キャスト>
監督 マイケル・ベイ
脚本 ジョナサン・ヘンズリー
<出演者>
ブルース・ウィリス
ベン・アフレック
リヴ・タイラー

<あらすじ>
1998年。流星雨の直撃によって衛星修理中のスペースシャトルが爆発し、宇宙飛行士も全員死亡する。
さらに流星雨はそのまま地球の大気圏を突破してニューヨークに降り注ぎ、壊滅的打撃を与えた。
調査の結果、彗星が小惑星帯に突っ込み、その際に生じた流星雨だった。
しかも今回はニューヨークに壊滅的な打撃を与えたものよりはるかに大きいもので、人類を滅亡させるほどのものだった。
人類滅亡まで日数がない中で、NASAによって隕石の衝突を回避するために、
核弾頭を隕石の中に設置して破壊するという計画を打ち出す。
初めはNASAのエリートたちが計画を実施するためのトレーニングをしていたが、
なかなか思うようには進まず、とうに引退した石油採掘のスペシャリスト達が仲間に加わり任務を遂行するが……。

<感想>
「アルマゲドン」はSF映画でもありますが、いわゆるパニック映画とも言いますね。パニック映画は今まで数多く見てきましたが、その中で一番面白かったですね。

普通のパニック映画ならまあハラハラするだけなのですが、アルマゲドンにはヒューマン映画の要素もあるところが良いですね。危機的状況に陥ったときの人々の反応だったり、世界が滅亡する中で恋人と家族と親友とどう過ごすのか。また死を覚悟しながら任務を遂行するNASAの隊員とスペシャリスト達の心境。

いろんな人間ドラマがあり、そして世界を救うためのハラハラした危機的状況。その全てが展開していく中で感動が押し寄せてきます。胸が熱くなり、感動できるおすすめの作品です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画の中で流れる曲がエアロスミスの曲なんですが、この作品と凄い合ってますよね。エアロスミスの曲があるおかげで、感動的なシーンがより感動できます。映画の中の曲はかなり重要な要素ですよね。曲によって感情移入ができたりもするし、この辺も映画を作る上で大事な要素なんですね。以前に紹介した「バタフライエフェクト」のオアシスの曲なんかも良かったですね。

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