【コンタクト】
<評価>81点
<キャスト>
監督 ロバート・ゼメキス
脚本 マイケル・ゴールデンバーク
<出演者>
ジョディー・フォスター
マシュー・マコノヒー
<あらすじ>
地球外知的生命体の存在を研究している天文学者エリーはある夜に未知の電波をキャッチする。
それはヴェガ星からのものであり、調べてみると地球上の映像と謎の設計図が納められていることが判明。
それはヴェガ星への輸送機関であることがわかった。
急ピッチで基地が建造されるが、エリーはパイロットの選考から洩れてしまう。
だがテロリストによってヴェガへの発進基地は無残にも破壊されてしまうが、エリーにある場所から連絡が来る。
それは別の場所にも輸送機関が作ってあるという内容だったが……。
<感想>
「コンタクト」は宇宙人と接触するというよくある設定の映画ですが、そういった設定の映画の中では一番好きです。なぜかと言うと、そういったものの中では異色な映画だからです。
某映画なんかは宇宙人と戦うだけなんて面白くないものもある中で、宇宙人とコンタクトを取り、宇宙人と会うための過程がリアルなのです。実際に宇宙人とコンタクトを取ることになった場合に起こるであろう、科学と宗教の対立。それによるテロ活動など、ただのSF映画ではなく、ヒューマン要素も強い映画です。
もちろんSFの良さであるファンタジー要素もある中でのヒューマン要素がリアルさを増して緊迫感も与えてます。二度おいしいじゃないですが、本当に楽しめる映画です。
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この作品は裏テーマに科学と宗教の対立がありますが、この辺が日本人にはちょっと理解できない部分もありますね。こういった宗教の対立を描いた映画も多いですが、日本では宗教の対立なんてほとんどないし、こういったことが知れるのが映画の良さの一つでもありますね。
タグ : コンタクト, 映画
カテゴリ : SF・ファンタジー映画, 80~89点の映画
【アルマゲドン】
<評価>87点
<キャスト>
監督 マイケル・ベイ
脚本 ジョナサン・ヘンズリー
<出演者>
ブルース・ウィリス
ベン・アフレック
リヴ・タイラー
<あらすじ>
1998年。流星雨の直撃によって衛星修理中のスペースシャトルが爆発し、宇宙飛行士も全員死亡する。
さらに流星雨はそのまま地球の大気圏を突破してニューヨークに降り注ぎ、壊滅的打撃を与えた。
調査の結果、彗星が小惑星帯に突っ込み、その際に生じた流星雨だった。
しかも今回はニューヨークに壊滅的な打撃を与えたものよりはるかに大きいもので、人類を滅亡させるほどのものだった。
人類滅亡まで日数がない中で、NASAによって隕石の衝突を回避するために、
核弾頭を隕石の中に設置して破壊するという計画を打ち出す。
初めはNASAのエリートたちが計画を実施するためのトレーニングをしていたが、
なかなか思うようには進まず、とうに引退した石油採掘のスペシャリスト達が仲間に加わり任務を遂行するが……。
<感想>
「アルマゲドン」はSF映画でもありますが、いわゆるパニック映画とも言いますね。パニック映画は今まで数多く見てきましたが、その中で一番面白かったですね。
普通のパニック映画ならまあハラハラするだけなのですが、アルマゲドンにはヒューマン映画の要素もあるところが良いですね。危機的状況に陥ったときの人々の反応だったり、世界が滅亡する中で恋人と家族と親友とどう過ごすのか。また死を覚悟しながら任務を遂行するNASAの隊員とスペシャリスト達の心境。
いろんな人間ドラマがあり、そして世界を救うためのハラハラした危機的状況。その全てが展開していく中で感動が押し寄せてきます。胸が熱くなり、感動できるおすすめの作品です。
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画の中で流れる曲がエアロスミスの曲なんですが、この作品と凄い合ってますよね。エアロスミスの曲があるおかげで、感動的なシーンがより感動できます。映画の中の曲はかなり重要な要素ですよね。曲によって感情移入ができたりもするし、この辺も映画を作る上で大事な要素なんですね。以前に紹介した「バタフライエフェクト」のオアシスの曲なんかも良かったですね。
タグ : アルマゲドン, 主題歌
カテゴリ : SF・ファンタジー映画, 90~100点の映画
【ビッグフィッシュ】
<評価>97点
<キャスト>
監督 ティム・バートン
原作 ダニエル・ウォレス
<出演者>
ユアン・マクレガー
アルバート・フィニー
ビリー・クラダップ
<あらすじ>
ジャーナリストであるウィル・ブルームの父であるエドワード・ブルームは、
空想と自らの人生を巧みに語って、聞く人を楽しませることが得意だった。
子供の頃はウィルもその話を聞くのが好きだったのだが、
次第にその空想の話を聞くことを止めてしまった。
そして時間が流れウィルは結婚式することになり、
その席で息子ウィルの生まれた日に巨大な魚を釣った話で招待客を楽しませたとき、
ついに空想の話ばかりをする、父への不満が爆発した。
それ以来二人の関係はこじれて、仲直りもすることがなかった。
そんなある日、母から父が病で倒れたと知らせが入り、
ウィルは妻と共に実家へと戻ることになった。駆けつけて父に会うと、
病床で相変わらず空想の話を語り出す父と、
本当の父を知りたいと葛藤する息子は理解できないままだった。
しかし、父の空想の話にはある重要な真実が……。
<感想>
「ビッグフィッシュ」はこれぞファンタジーという映画です。温かさと感動があり、心が癒される作品です。テーマは父と子の和解にあり、それを空想とファンタジー上手く描かれていると思います。この辺はやっぱり監督であるティムバートンらしさなのかなと感じるところでした。
前半の内容はあらすじにも書いてあるが、この映画の魅力は父の空想の話で大きな魚を釣り上げたりするフ不思議なファンタジーの世界とそれを辿る現実の話との繋がりにあると思います。それにより深まっていく父と子の絆。それはヒューマンドラマとしても十分魅力のある話になっているので、総合的に見ても本当におすすめの作品です。
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
ティムバートン監督の作品は他にもだいた見てきたが、「シザーハンズ」かこの映画のどちらかが最高傑作かなと思っています。こ甲乙つけがたしですね。テーマ性とかメッセージ性に関しては「ビッグフィッシュ」が上かな。あとユアンマクレガーも良かったかな。
タグ : ネタバレ, ビッグフィッシュ
カテゴリ : SF・ファンタジー映画, 90~100点の映画
【バタフライ・エフェクト】
<評価>97点
<キャスト>
監督 エリック・ブレス
脚本 エリック・ブレス
<出演者>
アシュトン・カッチャー
エイミー・スマート
<あらすじ>
小さい頃からたまに記憶を喪失する少年だったエヴァン(アシュトン・カッチャー)は
幼馴染の少女とある約束をした。「かならず、君を迎えに行く」と。
それから二人は離れ離れになり、エヴァンはそのとこを忘れていた。ある日、
記憶を喪失する症状の治療のために小さい頃から書いていた日記を読むと、
過去に戻れる能力がある事を知る。そして約束を交わしたケイミーは自分のせいで、
悲惨な運命を辿っていた。そのことを知ったエヴァンは人生を狂わせてしまった事を悔やみ、
過去に戻り運命を変える事を決意する。しかし、過去に戻って運命を変えると、
必ず親しい人が不幸になになった。エヴァンは自分とその周りの人全員が幸せになる人生を求めて、
何度も過去に戻るが、運命に弄ばれるかのようにどんどん悲惨な選択肢を辿っていくが……。
<感想>
「バタフライエフェクト」はいちおうSFというジャンルにはなるが、恋愛、ヒューマン系の要素もかなり含んでいる映画だと思います。この映画の魅力は終始、緊張感のある話の流れだと思います。ハッキリ言って、映画に釘付けで、時間も忘れていました。ここまで緊張感を保ち、映画に集中させてくれるのはなかなかないです。最近だと邦画の「告白」なんかと少し似た緊張感かも。
内容手としても過去に戻って人生を変えるという話は他の映画にも結構使われているが、この映画ほど構成が上手くまとめられていているのは他にはあまりないと思います。しかも、ただ過去を変えるということだけを描いているわけではなく、それによって起こる障害が人生においてもいろいろと考えさせられるものがある。
また全ての行動が愛する人を救いたいという純真な思いで、エヴァンが取る最後の行動は愛ゆえのもののはず。そういった意味でも恋愛映画としても良い作品だと思います。
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画は実は飯田橋にあるギンレイホール場所で当時観たのですが、大変満足した記憶が強い作品です。ギンレイホールは一万円で年間パスが買えて、一年間は観放題なのでよく利用してました。って本当に関係ない話ですね。この映画に出てくるアシュトンカッチャーですが、他にも「ベガスの恋に勝つルール」にも出演していて、それも良かったな~。
タグ : ネタバレ, バタフライ・エフェクト
カテゴリ : SF・ファンタジー映画, 90~100点の映画