2011年6月 のアーカイブ | おすすめ映画ランキング!名作シネマレビュー

ONCE ダブリンの街角で

【ONCE ダブリンの街角で】

<評価>90点

<キャスト>
監督 ジョン・カーニー
<出演者>
グレン・ハンサード
マルケタ・イルグロヴァ

<あらすじ>
ダブリンの街角で毎日のようにギターをかき鳴らす男(グレン・ハンサード)。
しかし、その音楽に足を止めて聞こうとする人は誰もない。
そんなときに唯一足を止めたのがチェコ移民の女(マルケタ・イルグロヴァ)だった。
彼女にいろんな質問をされて疎ましく思いながら、
いつの間にか昼間の彼の仕事である掃除機の修理を約束させられる。
翌日、女が壊れた掃除機を引きずってやってくる。
彼は再会に驚きながら、その強引さに押され、彼女がピアノを弾かせてもらうという楽器店に立ち寄る。
彼女のピアノの腕を確信した彼は、自分が書いた曲を一緒に演奏してみないかと持ちかける。
二人のセッションは予想を遥かに上回り、美しいハーモニーを生み出した。
彼はその演奏に喜びを覚え、彼女に惹かれていくが……。

<感想>
「ONCE ダブリンの街角で」はアメリカでわずか2館の公開から口コミで動員数を増やし、最終的には140館での上映となったラブストーリーです。

この映画は監督も出演者もほとんど素人に近いが作ったものです。ストーリーも複雑なものでもなく、ありふれたものです。俳優陣も見たことがない。それなのに心が震えるほどの感動が溢れます。それはどうしてかと言うと、映画作りに関しては素人ですが、音楽作りのプロなんです。

映画の中で流れる音楽とストーリが合わさると、心が震えるんですね。いや、この映画の音楽は本当に素晴らしいです。映画の中の音楽の役割の重大さがわかります。

またストーリーも演技も変に作ろうとしていないぶん自然なんですよね。そこが素朴というか、等身大の恋愛が楽しめるような気がします。映画をよく観る人にもオススメな作品です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
映画の中の音楽の重要さについて前にもつぶやきましたが、この映画はそれが本当によくわかります。映画の中の音楽のチョイスも監督のセンスに関わってきますよね。でも実際どうやって決めたりするんだろうなとかちょっと気になります。

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

【パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち】

<評価>75点

<キャスト>
監督 ゴア・ヴァービンスキー
<出演者>
ジョニー・デップ
キーラ・ナイトレイ
オーランド・ブルーム

<あらすじ>
時代は17世紀頃のカリブ海の港町ポートロイヤル。総督の美しい娘エリザベスは子供の頃に、
海の漂流から救助された少年ウィルが身につけていた黄金のメダルを今でも大切に持っていた。
その少年ウィルは総督の屋敷に鍛冶屋として出入りしていた。
ウィルは総督令嬢エリザベスとはお互いが気になっていたが、身分の違いから恋心を抑えていた。
ある夜、町を襲撃した海賊船ブラックパール号のバルボッサ船長率いる海賊たちに襲われ、エリザベスが捕まってしまう。
バルボッサ船長の目当てはエリザベスの黄金のメダルにあった。
ウィルは牢獄に入れられていた海賊ジャックの力を借りて、命がけで彼女の救出に向かうのだった。
ジャックはバルボッサの過去を知る数少ない人間のひとりであり、恐るべき真実をウィルに告げる。
バルボッサとその手下たちは呪いをかけられ、月の光の下でその忌まわしい姿をさらすというのだ。
バルボッサ船長率いる海賊たちは、その呪いのために、
心臓を剣で貫かれても甦り、決して死ぬことも許されない不死の状態であった。
その呪いを解く鍵は、エリザベスの黄金のメダルが握っていた。

<感想>
「パイレーツオブカリビアン」はもう紹介するまでもないぐらい有名な映画ですね。4作目である生命の泉も公開されましたね。

この第1作目である呪われた海賊たちは何と言っても娯楽の王道をひた進む面白さがあります。娯楽映画というのは娯楽に徹しなければいけないと個人的には思います。この映画は良い意味でも悪い意味でも王道です。

よくストーリーがわかりやすくて面白くないとか聞きますが、そもそも娯楽映画にストーリーはなくてもいいんです。気楽に観れて、面白ければいいんです。そういった点でもこの映画は王道の面白さがあって好きです。

またこの映画はやっぱりキャラが良いですよね。ジョニーデップ演じるジャックスパロー。オーランドブルーム演じるウィルターナー。キーラナイトレイ演じるエリザベススワン。この3人のキャラのバランスが良いですね。それぞれが目立つシーンがあり、魅力がある。ジャックだけではないところが魅力ですね。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
ジョニーデップの出ている映画は「シザーハンズ」からずっと見ているんですが、映画によって全然違う人物に見えるところが凄いですね。今はジャックの印象が強くなってしまいましたが、また違ったジョニーデップが見たいですね!

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