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ショーシャンクの空に

【ショーシャンクの空に】

<評価ランキング>
100点

<キャスト>
監督 フランク・ダラボン
原作 スティーヴン・キング
<出演者>
ティム・ロビンス
モーガン・フリーマン

<あらすじ>
銀行家であるアンディ(ティムロビンス)は妻とその愛人を射殺した罪でショーシャンク刑務所送りとなった。
アンディは冤罪で捕まったため、初めは刑務所の生活に慣れようとせずに抵抗して苦しむ。
やがて彼はある事件をキッカケに刑務所で仲間を得て、冤罪で捕まったことに抵抗することを止める。
そして刑務所の暮らしも慣れ、調達屋のレッド(モーガンフレーマン)とも友情を深めていく。
20年の歳月が流れた時、彼は冤罪を晴らす重要な証拠をつかむのだが。

<感想>
あまりにも名作として有名な映画です。もしまだ観ていなかったら、絶対に観たほうがいいです。

この映画は終始、希望をテーマに描かれています。主人公であるアンディーは冤罪で捕まり、刑務所に入っても俺は冤罪だと言い張る。すると、刑務所にいる全員が俺も冤罪だと言う。本当に冤罪なのはアンディーだけだが、このやり取りが初めの段階で刑務所という特殊な環境をよく表していると感じました。

映画は初めの段階で感情移入できない作品はだいたい後半も面白くない可能性が高いので、「ショーシャンクの空に」は初めの段階でも感情移入がしやすい作品でもあると思います。

この映画の前半は過酷な刑務所生活を描いていて、そこから一気に状態が変わるシーンがある。銀行家で頭の良いアンディーは刑務員のお金のゴタゴタを解決したお礼に、ビールをケースで貰う。それを刑務作業で一緒だった仲間に振る舞う場面があり、それによって冤罪を晴らすことを諦め、刑務所で人生を過ごすことを決めるシーンが要注目ポイントです。

それからは刑務所での生活が淡々と描かれるが、その間に築かれる刑務所仲間の友情にも感動させられます。主人公であるアンディーとある意味ではもう一人の主人公である調達屋のレッドとの関係性は本当に良いです。

そういった刑務所での生活が続くものだと思っていたが、終盤にその全てが覆される。これは実際に観てもらいたいのだが、良い意味で裏切られる。そしてこの映画の全てがラストシーンに詰め込まれています。こんなに爽やかで感動させられるラストは片手で数えるぐらいしか知りません。

また映画の中で「希望はいいものだ。たぶん何よりもいい。本当にいいものは永遠になくならない」というセリフがあり、それが今でも忘れられず、特に印象に残っています。

希望と諦めない心。爽やかな神々しいほどの感動が得られるオススメの映画です。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
アンディ役のティム・ロビンスは完全に悪役以外はできない顔と思っていましたが、素晴らしい演技力で印象がガラッと変わりました。噂によると、最初はブラットピットが主役の予定だったみたいです。それも面白いと思いますが、この作品に関してはティム・ロビンスで良かったと思います。刑務所での泥臭さにはブラピはちょっと浮く可能性があり、あの悪い顔で良い人というギャップがまたいい味になってるのかなと。また調達屋レッド役のモーガン・フリーマンですが、どの作品でも素晴らしい演技力で名俳優ですが、個人的にはこの作品の演技が一番好きです。本当に良い演技します。

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