【ヒアアフター】
<評価>82点
<キャスト>
監督 クリント・イーストウッド
制作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
<出演者>
マット・デイモン
セシル・ドゥ・フランス
<あらすじ>
フランスの女性ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、津波にのまれた時に臨死体験を経験。
その時に見た不思議な光景を忘れることができずにいた。
イギリスの少年マーカス(フランキー・マクラレン&ジョージ・マクラレン)は、
愛する双子の兄を亡くしてしまった悲しみから立ち直れず、兄と再会することを望んでいた。
アメリカ人ジョージ(マット・デイモン)は、かつて霊能者として知られた人物だが、
次第に自らの才能を嫌悪、その才能を用いずに生きていた。
死という謎にとりつかれたこの3人が、ある日ロンドンで何かに導かれるように出会い、人生がからみあってゆく。
wikipedia抜粋
<感想>
「ヒアアフター」はクリント・イーストウッド監督で制作総指揮がスピルバーグで、マットデイモンが出演というビッグネームだらけの映画ですね。
ちなみにクリントイーストウッドの映画はどれも凄く好きです!ということで、期待しながら見ていたら序盤から映画の雰囲気がイーストウッドって感じです。静かでそれでいて何かが起こりそうな予感。
そう思ってい矢先に津波のシーン。この辺はスピルバーグ演出かな。あと子供がキーワードになるのもスピルバーグらしさですね!
また内容としては三人の物語が次第に繋がっていく過程に段々と惹かれていき、小説を読んでいるような感覚に近い映画です。オススメの映画なので一度みてみてください。
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
今日は特になし。と言いたいところですが、ちょっとつぶやくなら、新宿のバルト9はレディースデイがないらしいです。レディーではないので関係ないですが、強気な映画館だなーと思う今日この頃。
タグ : ヒアアフター, 評価
カテゴリ : ヒューマン映画, 80~89点の映画
【ナイトミュージアム】
<評価>83点
<キャスト>
監督 ショーン・レヴィ
脚本 ロバート・ベン・ガラント
トーマス・レノン
<出演者>
ベン・スティラー
<あらすじ>
ラリーは元気で明るい性格ではあるが、失敗ばかりで定職に就けずに離婚してしまう。
そのため、大切な一人息子のニックと共に暮らせない。
職探しに奔走する彼は、ようやく自然史博物館の警備員として働くことになった。
しかし、その博物館には、夜になると、展示物が魔法の石版の力で動き出すという秘密があった。
ラリーは唖然・呆然とするばかり。また、この博物館の元から居た警備員達が怪しい計画を密かに進めていた。
果たして、ラリーは博物館を守ることができるのか。
wikipedia抜粋
<感想>
「ナイトミュージアム」はいわゆる娯楽映画ですが、純粋に楽しませるための映画は面白い。ヒューマン系のような映画を観て知識や感動、何かかえ難いものを得るのもいいですが、何も考えずに笑える映画も必要ですよね。
この映画はそういった映画の中でも大人も子供も楽しめるエンターテイメント性の高いもので、子供からしたら博物館の動物やミニチュアの人が動くなんてある種一度は夢見るようなことで楽しいし、大人も子供の頃に帰れるような話で面白い。
また博物館から動き出すキャラクターも、みんな個性が強いところが良いですね。モアイが喋ったり、腹立つサルがいたり、ティラノサウルスの骨が動いたり、とにかく見ていて面白い。
ストーリーも博物館内のキャラにもそれぞれ揉め事がや悩みがあって、それを四苦八苦しながらラリーが解決していくというのもシンプルで良いですね。誰が見ても楽しめるオススメの作品です。
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
そろそろ歴代の名作を紹介してきたので、新作のレビューも紹介していこうかなと思っています。ただ今まではほとんど名作しか紹介していなかったので、酷評もあるかもしれません(笑)
タグ : ナイトミュージアム, 博物館
カテゴリ : SF・ファンタジー映画, 80~89点の映画
【ツォツィ】
<評価>81点
<キャスト>
監督 ギャヴィン・フッド
<出演者>
プレスリー・チュエニヤハエ
テリー・ペート
ケネス・ンコースィ
モツスィ・マッハーノ
<あらすじ>
アパルトヘイト廃止から10数年経った今もなお残る差別や格差社会に苦しむ
南アフリカ、ヨハネスブルクのスラム街に暮らすツォツィ(プレスリー・チュウェンヤガエー)は
仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返していた。
ある日、高級住宅街にやってきた彼は車を運転していた女性を撃って逃走。
やがて、強奪した車の後部座席に生後間もない赤ん坊がいることに気づいたツォツィは
赤ん坊を紙袋に入れて自分の部屋に連れ帰る。
そのことを契機に人間性を取り戻していく過程を描く。
<感想>
「ツォツィ」は賛否両論ある映画だと思います。特に日本人からしたら、スラム街の実情も本当の意味ではわかりません。何だかんだで、世界一治安は良いですからね。
主人公のツォツィは今まで散々犯罪を犯してきて、最初は本当に悪者って感じです。そのために感情移入し難いところはありますが、映画を観ていくにつれ、スラム街のギャングだったツォツィが成長していく様は心を動かされます。
成長していくキッカケとなったのは赤ん坊を育てることになってからですが、子供を育てることによって自分も育てられてるのかなと感じました。またラストシーンは本当に感動できるものです。
何度も言いますが、こういった日本にいてはわからない実情を知ることができるのも映画の良さなので、一度見てみることをオススメします。
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
「ツォツィ」はDVD特典が面白いのでぜひ見てください。なぜかというと、ラストシーンが何パターンか見れる特典があるからです。こういった特典はDVDならではですし、いろいとろ考えられて面白いですよね。
タグ : あらすじ, ツォツィ
カテゴリ : ヒューマン映画, 80~89点の映画
【カンフーパンダ】
<評価>84点
<キャスト>
監督 マーク・オズボーン
ジョン・スティーヴンソン
<出演者>
ジャック・ブラック
ダスティン・ホフマン
アンジェリーナ・ジョリー
<あらすじ>
舞台は古代の中国。安住の地で知られる平和の谷が凶悪なカンフー使い、タイ・ランに狙われてしまう。
しかし彼に対抗できるのはウーグウェイ導師が選んだ伝説の「龍の戦士」だけだ。
そこでマスター・モンキーやマスター・カマキリといったカンフーの達人たちが選抜大会で腕を競うが、
ウーグウェイ導師が選んだのは何とぐうたらで小心者のパンダ、ポー。
カンフーへの熱意だけは人一倍のポーは達人の師匠・シーフー老師に弟子入りする。
はたしてポーは無事カンフーを修得し、平和の谷をタイ・ランの脅威から救う事が出来るのか。
<感想>
「カンフーパンダ」はアニメの映画となりますが、これが見たら面白い。それもアニメの良さを出した作品というよりは、普通の映画として面白い。
例えばジブリとかはアニメの良さを存分に出した映画になりますが、カンフーパンダは少し違って、普通に実写でやっても面白い内容のものを、アニメの良さも出しつつ作っているような気がします。
実写なら人間の成長を描いたものですが、ここではパンダの成長ですかね。ヒューマンドラマ(パンダドラマ)もあり、結構感動できたり、笑える部分もあったりと楽しめる映画だと思います。
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
カンフーパンダ2がいよいよ公開されますね。1が面白かったので、2も観に行こうと思っています。皆さんもこれを機に1を見てから2を観に行ってみてはいかがですか。
タグ : カンフーパンダ, 動画
カテゴリ : SF・ファンタジー映画, 80~89点の映画
【ネバーエンディングストーリー】
<評価>86点
<キャスト>
監督 ウォルフガング・ペーターゼン
脚本 ヘルマン・ヴァイゲル
<出演者>
バレット・オリバー
ノア・ハザウェイ
<あらすじ>
バスチアンはいじめられっ子で、母を亡くしてからは父親とだけの生活を送っていた。
そんなある日いじめっ子から逃げるために飛び込んだコレアンダー書店で彼は不思議な本ネバーエンディングストーリーと出会う。
しかし、その本は危険なものだと言われ、読むことを止められる。
しかし、どうしても読んでみたいバスチアンはこっそりとその本を盗んでしまった。
学校をサボって本を読み始めたバスチアンはネバーエンディングストーリーの世界に浸り始める。
虚無による崩壊の危機に瀕した世界ファンタージェンを救うため、草原の勇者アトレイユが旅立つといった冒険小説だった。
物語に没頭して話を読み始めるバスチアンだったが、徐々に奇妙な現象が彼とアトレイユを繋げていく。
<感想>
「ネバーエンディングストーリー」は一回目は子供の頃に見ましたが、そのときの印象はなんかやたら怖い映画だなと思いました。きっと普通ならファルコン(大きなドラゴンみたいな生物)出てきた!とか純粋に楽しめるはずなのに。
その印象があり、大人になってからどうして怖いと思ったのかを確認するためにじっくりと見ました。なるほど。テーマが意外と重い。虚無に浸食された世界と希望。この意味は子供にはわからんよ。また出てくる怪物たちもわかりやすいものではなく、社会への風刺というか比喩で表したような怪物や沼や石像だったり、大人になってもいろいろと考えさせられる映画だと思います。
今はハリーポッターやロードオブザリングなど有名なファンタジー映画がありますが、こういった感じのファンタジー映画の元祖と言っていいのがこの映画で、大人でも楽しめるのでオススメです!
<内容にはあまり関係ないつぶやき>
ファンタジー映画を最近を観てないですが、そろそろハリーポッター死の秘宝2が公開されますね!いちおうハリーポッターシリーズは全部観ているので、観に行きます!
タグ : ネバーエンディングストーリー, ファルコン
カテゴリ : SF・ファンタジー映画, 80~89点の映画