わが母の記 ネタバレ
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「わが母の記」のネタバレは後半で!
<監督>原田眞人<原作>井上靖
<キャスト>役所広司 樹木希林 宮崎あおい ミムラ 南果歩
<概要>
わが母の記は井上靖の小説である『わが母の記~花の下・月の光・雪の面~』の三部作を原田監督が映画化したものです。
内容としては母親に捨てられたという想いを抱きながら生きてきた伊上洪作(役所広司)が、老いた母親(樹木希林)で認知症の八重との断絶を埋めようとする姿を描いていく話です。
<感想・評価>
公開前から何かと話題だったので、観に行きましたが、内容自体は珍しいものではなく、だいたいこうなんだろうなと思っていることがそのまま描かれています。
ただそれがつまらないとか言うことではなく、むしろ面白かったです。家族の大切さなど心に響く響く。いろいろと考えさせられる映画なのは間違いないですね。これは原作がしっかりしているのと、俳優陣などが良かったからかなと思います。
ここからはネタバレとなりますが、最終的には洪作は捨てられたのではなく、生かす為だったわけですが、ここは一番の見所になります。兄弟のうちどちらかは生かさなければならない。それは身を裂くような八重の決心みたいなものを感じました。