あらすじ | おすすめ映画ランキング!名作シネマレビュー

サマーウォーズ

【サマーウォーズ】

<評価>90点

<キャスト>
監督 細田守
脚本 奥寺佐渡子
<出演者>
神木隆之介
桜庭ななみ

<あらすじ>
世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界OZ(オズ)。
ユーザーはパソコン、携帯電話、テレビなどから自分のアバターを使い、ショッピングやゲームだけでなく、
現実の納税や行政手続きなどの様々なサービスを利用できる。
OZの管理権限や個人情報などは、世界一安全と言われるセキュリティによって守られていた。
ある日、高校2年生の小磯健二は、憧れの先輩篠原夏希から一緒に夏希の実家に行くという「バイト」に誘われる。
実家には夏希の曽祖母陣内栄の90歳の誕生日を祝うために、26人の親族が一堂に集まり、
健二はひょんなことから栄のために「夏希の婚約者のふり」をすることになった。
その夜、健二の携帯電話に「数字の羅列」が書かれた謎のメールが送られてくる。
数学が得意な健二は、それを何かの問題だと思って解いてしまう。
しかし、それはOZの管理権限の暗号パスであった。
翌日、OZは謎の人工知能ラブマシーンに乗っ取られ、現実世界にも大きな混乱を引き起こしてしまう。
はたして健二たちは、この混乱を止めることができるのか?
wikipedia抜粋

<感想>
「サマーウォーズ」はアニメの映画となります。アニメの映画を紹介するのは初めてなのですが、実はアニメも好きです(笑)

この映画は家族というものがテーマとしてあるのですが、内容は仮想空間と現実空間が交互に描かれている。家族と仮想空間は相反するもののような気がしますが、サマーウォーズは両立してるんですね!

仮想空間やバーチャルの非現実世界の良さと現実世界での家族愛といったものが同時に味わえて、バランスが絶妙な映画な気がしますね。

サマーウォーズは見ていてワクワク感だったり、家族愛の温かさだったり、感動できる映画なのでオススメですね!

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
今回は最近気になる映画についてつぶやきます。「リアルスティール」が気になってます。スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが、『ウルヴァリン:X-MENZERO』のヒュー・ジャックマン主演で手掛けた、ロボットとの出会いを通じて親子のきずなを描く感動のストーリーだそうです。観に行こうかな!

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

【X-MEN:ファースト・ジェネレーション】

<評価>80点

<キャスト>
監督 マシュー・ヴォーン
<出演者>
ジェームズ・マカヴォイ
マイケル・ファスベンダー
ケヴィン・ベーコン

<あらすじ>
1944年。ナチス・ドイツ占領下のポーランドの強制収容所で科学者のシュミット博士は
両親と引き離されたユダヤ人の少年・エリック・レーンシャーが鉄門を捻じ曲げるのを目撃する。
シュミットはエリックの能力を引き出すために母親をわざと彼の目の前で殺害し、
エリックは怒りと痛み、そして深い悲しみによってより強い能力に目覚めた。
同じ頃、ニューヨーク州ウエストチェスター郡ではある裕福な家庭に育つ少年チャールズ・エグゼビアは、
彼の暮らす屋敷に偶然忍び込んだ異質な青い肌と変身能力を持つ少女レイヴン・ダークホルムと遭遇する。
チャールズは自分と同じ存在に出会えたことに喜び、彼女を家族として迎え入れた。
18年後の1962年。成人したエリックはシュミットに復讐する為元ナチスの人間を次々と襲撃し、シュミットの消息を追い続けていた。
一方チャールズはイギリスでレイブンと共に暮らし、オックスフォード大学で突然変異・ミュータントに関する研究をしていた。
wikipedia抜粋

<感想>
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」は人気シリーズの最新作ですね。映画が公開されたときはやっぱりきたかという感じでした(笑)「バッドマンビギンズ」や「ハンニバルライジング」や「猿の惑星ジェネシス」など最後に誕生秘話に戻るという手法。

まあ賛否両論はあるかもしれないが、わりとこの手法好きです!X-MENシリーズも好きというのもあるかもしれないが、今までのX-MENとは少し違った雰囲気もあるかなと思いました。

いつもはアクションシーンやCGなど見ていてスッキリする感じもありつつ、ただそれだけの映画では終わらずに、あくまでもそこそこのストーリー性もあってバランスが良い。しかし、今回は少しストーリーに比重を置いた話になっていると思います。

最初のシーンから少し重たい雰囲気から始まるのも、ストーリー性を押してるんだという現れかも。なので、ヒューマン系が好きな人にもオススメできますね!総合的に楽しめる作品だと思います。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
今日は映画のフィルムについてのつぶやき。最近というか、もうすでにフィルムでの上映がほとんどなくなるっぽいですよ。撮影自体フィルムで撮らなくなるんですからね……。デジタル化が良いのか悪いのか。まあ撮るほうとしてはコストがかからないですからね。フィルムの味のある映画は絶滅の危機ですかね。

ツォツィ

【ツォツィ】

<評価>81点

<キャスト>
監督 ギャヴィン・フッド
<出演者>
プレスリー・チュエニヤハエ
テリー・ペート
ケネス・ンコースィ
モツスィ・マッハーノ

<あらすじ>
アパルトヘイト廃止から10数年経った今もなお残る差別や格差社会に苦しむ
南アフリカ、ヨハネスブルクのスラム街に暮らすツォツィ(プレスリー・チュウェンヤガエー)は
仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返していた。
ある日、高級住宅街にやってきた彼は車を運転していた女性を撃って逃走。
やがて、強奪した車の後部座席に生後間もない赤ん坊がいることに気づいたツォツィは
赤ん坊を紙袋に入れて自分の部屋に連れ帰る。
そのことを契機に人間性を取り戻していく過程を描く。

<感想>
「ツォツィ」は賛否両論ある映画だと思います。特に日本人からしたら、スラム街の実情も本当の意味ではわかりません。何だかんだで、世界一治安は良いですからね。

主人公のツォツィは今まで散々犯罪を犯してきて、最初は本当に悪者って感じです。そのために感情移入し難いところはありますが、映画を観ていくにつれ、スラム街のギャングだったツォツィが成長していく様は心を動かされます。

成長していくキッカケとなったのは赤ん坊を育てることになってからですが、子供を育てることによって自分も育てられてるのかなと感じました。またラストシーンは本当に感動できるものです。

何度も言いますが、こういった日本にいてはわからない実情を知ることができるのも映画の良さなので、一度見てみることをオススメします。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
「ツォツィ」はDVD特典が面白いのでぜひ見てください。なぜかというと、ラストシーンが何パターンか見れる特典があるからです。こういった特典はDVDならではですし、いろいとろ考えられて面白いですよね。

羊たちの沈黙

【羊たちの沈黙】

<評価>86点

<キャスト>
監督 ジョナサン・デミ
原作 トマス・ハリス 
<出演者>
ジョディー・フォスター
アンソニー・ホプキンス

<あらすじ>
若い女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇事件が続発。
捜査に行きづまったFBIは、元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクターに示唆を受けようとする。
訓練生ながらその任に選ばれたクラリスは獄中のレクターに接触する。
その後、クラリスの少女時代の記憶、秘められた過去の話と引き換えに、
博士は彼女へ事件解決のアドバイスを与え続けていく。
そして捜査を続けていく中で、レクター博士を牢内から出すことになり、捜査を始めることに協力するが……

<感想>
「羊たちの沈黙」はサイコ・サスペンスという、若干ホラー要素もある映画になります。ホラーといっても、幽霊とか出るものではなく、人の狂気や闇を描いたものとなります。映画自体はかなり有名で一度は聞いたことあるかもしれないですね。

内容としては犯人を捜していくサスペンス要素は緊張感のあるもので、段々犯人がわかっていく過程も面白いです。またそれ以外にもクラリスの幼少期のトラウマやそれを知って接するレクター博士との妙な絆。それは歪なものなのに成立してしまう。歪だけどそれが人間だよねっていう人間ドラマもありで、満足できるものです。

またサイコの部分でも、アンソニーホプキンス演じるレクター博士の存在感。主役のクラリスよりも目立ってます。いや、本当に怖すぎます。この怖さの正体は人の奥底にある闇や狂気。それは誰もが持っているもので、常識外のことが起こっているのに、人の闇と狂気が目覚めればありえるんじゃないかとリアルに感じれるとこにあるような気がします。人は幽霊よりもよっぽど怖いって言いますもんね。

様々な要素で構成が見事で、単なるサイコ・サスペンスではないし、どうせ怖いだけの映画でしょと思わずに、ぜひ見てみることをオススメします。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
この映画のアンソニーホプキンスはハッキリ言って、怖すぎます。この映画を見てから、他にもアンソニーホプキンスが出てる映画を見ても、どうしてもレクター博士の印象が離れなくて大変です。ハマり役の映画で有名になると、そのあとのイメージから抜け出すのって大変そうですよね。

プライドと偏見

【プライドと偏見】

<評価>78点

<キャスト>
監督 ジョー・ライト
原作 ジェーン・オースティン 
<出演者>
キーラ・ナイトレイ
マシュー・マクファディン

<あらすじ>
18世紀末のイギリス。田舎町に暮らすベネット家の5人の子どもはいずれも女ばかりだった。
女性に相続権がないこの時代、父親が死んだら家も土地も遠縁の男子が継ぎ、娘たちは路頭に迷ってしまう。
そんなときイギリスの田舎町に住むベネット家の隣に、大金持ちの貴公子ビングリーが引っ越してくる。
舞踏会の夜、ビングリーはベネット家の長女ジェーンにダンスを申し込むが、彼の親友ダーシーは乗り気ではない態度を示す。
才気溢れる次女エリザベス(キーラナイトレイ)はダーシーに強い反感を抱く。
しかもハンサムな青年将校ウィッカムに心奪われたエリザベスは
彼が幼なじみであるダーシーの悪口を言うのを聞いて、ますますダーシーが嫌いになるが……。

<感想>
「プライドと偏見」は最初に言いますが、いわゆるな恋愛映画とは違います。濃厚なシーンやキスシーンは全然出てきませんよ。もとはジェーン・オースティンの「高慢と偏見」という小説を映画化したもので、文学的な小説なので、上辺だけの軽い恋愛映画とは違うのです。

18世紀末のイギリスには女性は相続権がなく、結婚が全てと言っても過言ではないときに5人姉妹がお金持ちと結婚したがっている。一見するとドロドロの昼ドラみたいな展開になりがちなのに、そんなことはなく、どこか気品溢れるというか、やっぱり文学的な作品になっています。またコミカルな部分も多分にあり、笑って感動できたりと、その辺のバランスも良いですね。

そして何と言ってもキーラ・ナイトレイを初めとしたキャストも良かった気がします。特にキーラナイトレイの存在感は凄いです。時代背景のわりに自分の意見を主張していく女性の気品と美しさがよく演じられていて、その魅力に惹かれること間違いなしです。

またオールイギリスロケでとにかく映像だったり、景色が綺麗で、映像を見るだけでも楽しめる作品です。いや、イギリスの田舎風景ってなんか良いんでよね。

<内容にはあまり関係ないつぶやき>
「プライドと偏見」は原作があるものを映画化したものですが、小説など原作があるものを映画化する難しさってありますよね。この映画は非常に上手くまとめられてますが、だいたいは失敗しするパターン多いですよね。やっぱり小説などは自分の中で理想のイメージができますが、映画にする場合はそれと少しでも違ったら期待が裏切られたと思うかもしれないし、原作のイメージを保ちつつも映画の良さもださなきゃいけないし、意外とリスクありますよね。その辺は監督のセンスや相性になってくるかもしれないですね。とにかく失敗するパターンが多いのが残念です。

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